東北ビル管財株式会社 大館本社 営業本部
Y.S
社会人になってからは事務機器や介護用品のレンタル販売など、一貫して営業職としてキャリアを歩んできました。前職は約15年勤務し、管理職として営業~受注後フォロー、納品・請求書類の発行など業務は多岐に渡りましたが、一連の流れを経験できたのはビジネスマンとしても大きな財産になりました。
長年勤務していましたので同僚やお客様とは深い関係性を築けていましたが、
自身の中で新たな環境でチャレンジしたい思いが芽生えてきました。
そうしたタイミングで当社の役員陣と会う機会があり、誘われて入社を決めました。地元出身ですので以前からTBKという名前は知っていましたが、毎年冬に除雪をやっている会社?くらいの印象で正直何をやっている会社かわかりませんでした。ただ入社してわかったのが、覚えられるか不安になるくらいのサービス領域の広さ。実は地域を裏側から支えているサービスが多く、驚きました。
今は50社ほどのお客様を担当させて頂いています。前職は個人のお客様が中心だったこともあり、狭く深くという距離感だったのですが、入社してからは社内・社外含めて関わる人が一気に多くなりました。お客様のお困りごとや提供サービスも幅広く、周囲にも相談しながら色々なケースに携わりインプットしています。
先日お客様から「家の畳を張り替えてくれないか?」というご相談を頂きました。残念ながら弊社では行っていないサービスでしたが、お客様の力になりたくお取引のある業者さんへお繋ぎして、無事張り替え作業が完了しました。
自社の売上には繋がらない出来事でしたが、お困りごとを解決するために時には他業者様とのハブにもなりながら、お客様に向き合い続ける。
この姿勢が評価され約50年、会社が続いていると思いますし、地域にTBKがある意味だとも感じています。
人との繋がりを大切にしていきたいですね。以前から地域活動にも積極的に参加しており地域のお祭りのボランティアやPTA役員をやっていました。
あくまでプライベートでの繋がりでしたが、限られたエリアでもあるので当社で営業を始めるとたびたび懐かしい出会いが(笑)世間話から自然とご相談を頂け、新規のお取引に繋がるケースも多くなってきました。
IT化も進んで手軽にコミュニケーションが取れるようになっていますが、地域密着でやっている私たちは直接会いに行き、ウェットな関係を築いていくことがさらに求められていると思います。お困りごとがあったときに、TBKより先に営業である自分の名前を思い浮かべて頂けることが理想ですね。
歴代の先輩たちが築いてきた信頼を厚くしながら、自分らしくお客様へ向き合っていきたいです。
取材者:高橋 孝聖
取材日:12/11
取材場所:東北ビル管財(株)大館本社
公開日:12/30
写真撮影者:星野 慧