東アジア警備保障有限会社 大館営業所
N.S
私は地元の高校を卒業後、ウェディングプランナーという幼少期からの夢を追いかけて仙台の専門学校へ進みました。
仙台市内のホテルで経験を積んだ後、家族の近くにいたいという考えから大館市へUターン。ウェディングプランナーとしてたくさんの方々の結婚式をお手伝いさせていただきました。華やかな式の裏側ではそれぞれの物語があり、そのプロセスに寄り添い同じ時間や想いを共有できるのが何よりのやりがいでした。
しかし、コロナ禍の影響で事業が縮小。その後は、団体職員として広報やPR業務に携わっていました。
その間で結婚、出産といったライフステージの変化もあり、再度転職活動をして出会ったのが東アジア警備保障でした。警備業界は全くの未経験でしたが、営業・採用・広報を兼ねるポジションはこれまでの広報や接客の経験を活かせると感じました。自分の得意な「人と関わること」を軸に、地域に根ざした貢献ができること、そしてワークライフバランスを大切にできる環境が、入社の決め手となりました。
現在は営業・採用・広報の三役を担っています。もちろん1人だけで全て完結することは難しいので、グループや部署内で役割分担をしながら営業では取引先との信頼関係を築き、広報としてはInstagramでの発信などを通じて会社の魅力を伝えています。
採用活動では、企業説明会や高校訪問を行い、若い世代に警備の仕事の魅力を届けています。そんな日々の取り組みも織り交ぜながら運用しているInstagramでは、半年で800名以上フォロワーが増えており、関わる全ての皆さんとのコミュニケーションを大切にするという想いを体現できているのではないかと感じています。
また現場で地域を守る隊員の皆さんとも、日頃から何でも相談してもらえる関係でありたいと考えています。
移動の合間に現場へ顔を見に行ったり、事務所に戻ってきた際に何気ないお話をしたり。現場の悩みに寄り添い、温度感のある信頼関係を築くことも私の大切な役割です。
私の目標は、東アジア警備保障、そしてTBKグループ全体の魅力を発信できる人材になることです。
TBKグループは東北を中心に10か所以上の拠点を構えており、グループ内での県を跨いだ転籍や職種変更ができるスケールメリットや充実した年間休日など、若い世代やUターンを考えている方にとって魅力的な制度がたくさんあります。例えば若い時は仙台で働き、数年後は子育てのために秋田に戻ってくる。そんな働き方もグループ内では認めているので、会社を辞めることや転職活動をする必要もありません。
こうした強みを発信し、多くの人に「TBKグループで働いてみたい」と興味を持っていただけるようにしたいです。また採用するだけでなく、入社した方々がやりがいを持って長く働けるよう、フォローアップ体制の充実にも力を入れていきたいです。
これらの取り組みの先にある私の理想は、地域に貢献し、街の安心・安全を守る「ヒーロー」をたくさん創り出すこと。誰もが憧れ、誇りを持って働ける環境を築くことで、大好きな地元をもっと笑顔と活気があふれる場所にしていきたいです。
取材者:林 莉子
取材日:2025/12/18
取材場所:東アジア警備保障(有)大館営業所×オンライン
公開日:2025/12/23
写真撮影者:星野 慧