東北ビル管財株式会社 大館本社 会計課
Y.S
前職では約14年間ホテルで勤務し、総務や事務、財務、契約管理などバックオフィスで多岐にわたる業務を担当していました。大変な瞬間もありましたが、「自分がやらないと」そんな責任感を持ち向き合ってきました。
転機となったのがコロナウィルスの流行。業態柄大きな打撃を受け、ホテルの閉業が決まりました。地元のニュースでも取り上げられたこともあり、ご利用頂いていたお客様や取引業者様から「ウチに来ないか?」そんなお話も複数頂きました。ありがたいお話ではありましたが、知り合いもいない新天地でどれだけ自分がやれるのか挑戦してみようという想いで転職活動をスタートしました。
TBKの社名は以前から知っていましたが、イメージは産廃処理の会社。ただ面接で事業領域の広さを知ることができ、この会社だったら携われることも多いはず、そんなワクワク感から入社を決めました。
現在は本社でグループ全体の会計や財務業務を担っています。
入社してから感じている良さは1人ひとりの個性を大切にしてくれるところ。会社の数や働く人も多くてお堅い会社に見られがちですが、やりたいことを応援してくれる環境なので、挑戦することが楽しいです。
印象に残っているのが、これまで紙ベースだった給与明細の電子化プロジェクト。企画から制度設計、全社展開までを担当し約1年で配信対象を200名から600名に拡大させることができました。自部署の生産性も高められましたし、社員の方々からも確認が楽になった!と喜びの声を多数頂けました。
自分が考えた仕組みが形になり、現場で活用されることに大きなやりがいを感じましたね。ガラケーの方々に1人ひとりレクチャーしたのも良い思い出です(笑)
これからも意見を積極的に発信し、1つひとつかたちにしていきたいです。
会社として約50年の歴史がありますが、これまでのやり方のままで進んでいる業務もあります。ツールの導入や部署間の連携などを通じて、もっと良い方向にもっていけると思うので、まずはどんどん声に出していきたいです。基本を外さなければ、進め方自体も任せてもらえるので、自分も楽しみながら新たな会社のかたちを創っていければと考えています。
また高齢化が進む地方において、TBKが提供する多岐にわたるサービスや雇用の場を創っていくことは大きな意味を持つと思います。社内だけでなく、社外にも目を向けながらみんなで地域を元気にしていきたいですね。
取材者:高橋 孝聖
取材日:10/29
取材場所:東北ビル管財(株) 大館本社
公開日:11/22
写真撮影者:星野 慧