東北ビル管財株式会社 企画調整室
H.S
学生時代はバレーボールに夢中でした。全国大会にも出場するほどのめり込んでいましたが、現実的な性格もあり、高校卒業後は就職する予定でした。しかしそのタイミングでバブルが崩壊。地元には新入社員を募集する企業も少なく悩んでいたところ、大学のバレーボール部からスカウトされ、進学を機に地元青森県から首都圏へ進学しました。
大学卒業後もご縁があり、実業団選手としてプレーを続けていましたが、度重なるケガで引退し、会社員としてのキャリアがスタートしました。約20年間宮城県で勤務した後、ライフイベントもあり青森県にUターン。これまで経験してきた業務改善や事業推進にもっとチャレンジがしたいと思うようになりました。
役員陣の半数が40代前半を占め、新たな組織を創っていく時期にあったTBKだったら力を発揮でき、自分自身も成長を楽しめそうだと考え、入社を決めました。
経営企画としてグループ全社を横断しながら、新規事業や現場の声を聞きながら業務や労働環境の改善を推進しています。組織全体を俯瞰的に見ながら推進する必要があるので、経営側と現場の間に立つバランス感覚が難しい半面、やりがいでもあります。
業務によってはすぐに成果が見えなかったり、正解がないものも多くありますが、現場の方々から「以前から変えてほしいことが変わりました!」「業務効率が上がりました」等、嬉しい言葉を頂けると、自分のやったことが間違っていなかったと実感しています。
組織の変化スピードも早く、自身の引き出しにない領域にまで手を広げることもありますが、だからこそ学ぶことが多く、新しい発見が日々あります。
社内の業務改善や制度設計を積極的に推進していきたいです。前職は大手グループ企業で社内の仕組みや制度は整っており、「あるのが当たり前」という感覚でしたが当社は地方の中小企業ということもあり、まだまだ十分とは言えないのが現状です。一方で見方を変えると、これから自分たちの手で環境をつくっていけるチャンスだと捉えています。
第二創業期に入り、役員の半数も40代前半という体制でトップダウンではなく、みんなで一緒に会社を創っていこうという風土があるので、推進したい取り組みを後押ししてもらえているのが嬉しいです。
現在は各営業所の所長たちと連携をとりながら生産性向上を目指した業務の見直しや評価制度の構築を進めています。会社が良くなるための取り組みを考えて、0からプロジェクトとして動かすのは大変な面もありますが、自分主導で物事が動いていく楽しさやグループ全体に影響を与える責任が良い緊張感を生み、やりがいに繋がっています。新たな取り組みを通じて、今働いている方や今後入社する方にとって働きがいのある会社を創っていきたいです。
取材者:須藤叶羽(学生インターン)
取材日:4/4
取材場所:東北ビル管財(株)弘前支店×オンライン
公開日:5/1
写真撮影者:コンドウダイスケ